tsconfig.json の compilerOptions 解説

{
  "compilerOptions": {
    "target": "ES2020",
    "module": "commonjs",
    "strict": true,
    "esModuleInterop": true,
    "outDir": "dist",
    "rootDir": "src"
  }
}

各プロパティの解説

"target": "ES2020"

TypeScript が変換する JavaScript のバージョンを指定。ES2020 を指定すると最新の構文（optional chaining など）をそのまま出力。

"module": "commonjs"

モジュールの出力形式を指定。Node.js でよく使われる CommonJS 形式（require / module.exports）を使う。

"strict": true

すべての厳格な型チェックを有効にする。コードの安全性が上がり、バグを防ぎやすくなる。

"esModuleInterop": true

CommonJS モジュールを ES モジュールのように扱えるようにする。
例えば import express from 'express' のように書ける。

"outDir": "dist"

コンパイルされた JavaScript ファイルの出力