リモートワークとは
文字通り遠隔で働くことである。
顔を合わせずに設計図やメッセージのやりとりだけで仕事を進める。
コミュニケーションの手段はEメール、電話などがあるが、現在は
ビジネス用のSNSを用いるのが主流である。
チーム内のコミュニケーションに不安があるといわれるが、ビジネスSNSでカバーできる。
また、従業員が一つの統一されたシステムでグループ化されることで、連帯感が強まる効果があると言われている。
リモートワークには企業に正規雇用される場合と、外部契約で雇用されているケースが存在する。
リモートワークの大切な点
- リモートワークで大切なことは信頼関係を築くことである。
そのためには、頻繁にコミュニケーションをとる必要がある。
- リモートワークはアウトプット(成果物)で評価してもらうことが基本である。
リモートワークの利点
- 企業側にとっては世界中から人材を集める利点がある。
- 会社にいることが仕事しているではなく、見える成果を出すことが仕事という感覚になるので生産的である。
- ビジネスSNSによりグループ化されるので連帯感が強まる。
- 柔軟に時間を用いて働くことができる。
- 交通費が不要である。
リモートワークの大切な点
リモートワークで大切なことは信頼関係を築くことである。
そのためにはまめにコミュニケーションをとることが大切になってくる。
リモートワークはアウトプット(成果物)で評価してもらうことが基本である。
頻繁にメッセージのやり取りを行う
チームで案件を進めることにおいてコミュニケーションは重要である。
しかし、ただ漠然とメッセージをやりとりするだけでは不十分である。
電話や短い単純なメッセージのやりとりでは誤認が多発する。
そのため、できるだけ正確に、意味あるメッセージをやりとりしなければならない。
しかし、そうした意味のあるメッセージを作成するには知恵と考える時間が必要になってくる。
ビジネスに関する思考法(ロジカルシンキング)に精通するならメッセージ作成のための時間を短縮できる。
また、信頼関係が築き上がるとメッセージのやり取りを少なくとも意味が通じるようになる。
誤認を少なくするためには、相手からメッセージが来たとき、ただ「はい」と返信するのではなく、別の言い方で確認をとるとよい。
相手を安心させることがメッセージやりとりの肝である。
なのでメッセージの返信はなるべく早めにする、もしくは決まった時間にメッセージの返信を行うなら相手は安心する。
納期を守る
納期は特別な意味を持つので必ず守るようにしなければならない。
納期は金銭取引に関わってくるからである。
つまり納期が守れないとクライアントにとっても開発者にとっても経済的な損失になる。
見積もりの段階で、などできるだけ早い段階で適切な納期を決める必要がある。
適切な納期を定めるには
- 完了の条件を詳細にはっきりさせること。
- 納期は変動する可能性があるのか、絶対的なものであるかを確認すること。
- クライアント側の都合で大きく納期が伸びる場合、なるべくクライアントが損失となるようにしなければならない。再見積もりをするか または別案件として対応する。
- 開発側の都合で大きく納期が伸びる場合、なるべく開発側の損失となるようにしなければならない。(残業による損失)
- 双方の誤認で納期が大きくなる場合、双方が損失となるようにしなければならない。
- 見積もり、または設計の段階で正確な納期を定める。(詳細な案件を見ない内に納期を決めることは絶対にしてはいけない)
- 開発期間、テスト期間、調整期間により納期を決める。
- 納期とコストは比例させてはならない。コストを無視してでも納期を長めにする。暇なときには別の案件を平行して進めればよい。
正確な見積もり
クライアントが納得のいく説明をしなくてはならない。
システムは完成後にも調整が入ってくるものである。調整期間を長めにとる。
リモートワークをうまく進めるためには・・・
ビジネスに関する様々な思考法(ロジカルシンキング)を活用する。
ロジカルシンキングを活用し、仕事の進め方やコニュニケーションを強化する
仕事の大まかな流れをチーム内で共有せねばならない。
クライアントを心配させないようにする。
クライアントの不安を取り除く
最初にモックアップを見せるようにする。
要所で開発中のシステムをクライアントに確認してもらう。それによりクライアントの不安を取り除くことができる。
システムの品質についての理解
システムには品質が高い、低いという概念がある。
品質が低いシステムは不具合(バグ)が多く存在する。逆に品質が高いシステムは少ない。
品質を高くするにはテストを行う。
テストの量が多ければ多いほど品質はより高まるが、工数も増えるためコストも増大する。
そのため適切な量のテストを実施することが大切である。
テストを実施する際、不具合の発見率には傾向がみられる。
テストを始めて間もない段階では不具合が多く見つかるが、テストを進めていくにしたがい不具合は少なくなっていく。
テストを始めて間もない段階では不具合が多く発生するため、クライアントに誤解を与えてしまうかもしれない。
そのため最初に、不具合発生率の傾向について説明しておく。
なお不具合がまったくない完全無欠なシステムというものは存在しない。その点もクライアントに理解してもらわねばならない。
リモートワークに必要になりそうな技術
SSH 遠隔操作。
GitHub
スカイプ(マナーがあるので注意)
ビジネスSNS
リモートワークの欠点
- メッセージのやり取りには時間を要さねばならない。
- 通常の社内勤務では仕事をしているという姿勢だけでも評価されるが、リモートワークの場合、アウトプット(結果)がすべてである。
- コミュニケーションツールでメッセージをやりとりできるとは言え、直接、顔を合わせてのコミュニケーションはやはり強力である。
- セキュリティ対策が必要になる。
- 人間的なやり取りがないという欠点があり、ストレスになることがある。
スカイプの注意点
急なスカイプ通話は相手への迷惑となるので、事前にチャットなどで通話する時間を取り決めておく。
設定の都合で通話しても音声がでないことがままあるので、事前にテストを行う。
相手の音声を拾わないようにイヤホンを使って通話する。ヘッドセットを使うと良い。
ビジネス使えるSNS
Workplace
Facebook
slack
redmine
github
twitter
LinkedIn
Eight
Wantedly
xxx
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