npmの導入からjQueryのインストールまでの手順(Git bash for windows)

手順

  1. npmコマンドを使えるようにするにはnode.jsをインストールする必要がある。
    node.jsのサイト にWindows用インストーラが用意されているので、普通にダウンロードしてインストールする。
  2. node.jsのインストールが完了したらコマンドプロンプトやGit Bashでnpmコマンドが使えるようになる。
  3. npmコマンドが使えるかどうか、バージョン確認してみる。
    	npm -v

    コマンドプロンプト



    Git Bash



  4. 続いて、npmでjQueryをインストールする。
    まず、jQueryをインストールする場所にカレントディレクトリを移動する。
    	$ cd git/okianim/app/webroot/js2
  5. 「nmp init」コマンドでpackage.jsonを作成する。
    	$ nmp init
    jQueryなどのモジュールはパッケージと呼ばれ、package.jsonで管理されている。
    package.jsonはcomposerのjsonファイルとよく似た概念。

  6. 「nmp init」コマンドの実行によりpackage.jsonファイルがカレントディレクトリに作成されているのを確認する。

  7. jQueryをインストール
    	$ npm install jquery --save

    package.jsonにjQueryの情報が書き込まれるとともに、node_modulesフォルダが作成される。
    node_modulesフォルダ内にjQueryがインストールされている。

    node_modules\jquery\dist


    以上でjQueryのインストール完了

補足:package.jsonの活用場面

複数のPC環境に同一のパッケージをインストールしたいときにpackage.jsonは活躍する。
package.jsonにパケージ情報が書き込まれているなら「npm install」だけでインストール可能。
つまり、package.jsonを別PC環境に配布するだけで、同一のパッケージをインストールできるようになる。


バージョン確認

$ npm -v

パッケージをインストール

Vueをインストールする場合
$ npm install vue
以下のような省略版ある。
$ npm i vue

メジャーバージョンを指定し、その中で最新バージョンをインストールする方法。
vue2系の最新バージョンをインストールする場合
$ npm install vue@^2.0.0
「^」がメジャーバージョンの固定を意味している。

jQueryをインストールする場合
$ npm install jquery --save
パッケージのモジュールがカレントディレクトのnode_modulesディレクトリ配下にインストールされる。
また、package.jsonにもインストールしたパッケージの情報が記述される。


パッケージをアンインストール

Vueをアンインストールする
npm uninstall vue

jQueryをアンインストールする場合
$ npm uninstall jquery --save
パッケージのモジュールがカレントディレクトのnode_modulesディレクトリ配下からアンインストールされる。
また、package.jsonのパッケージ情報からもjQueryに関する記述が削除される。


パッケージを一覧表示

cdコマンドで、package.jsonは配置されているディレクトリに移動し、下記コマンドを実行する。パッケージのバージョンも確認できる。
npm ls

$ npm ls
public@ C:\Users\user\git\CrudBaseBulk2\public
+-- bootstrap-icons@1.10.5
+-- bootstrap@5.3.1
+-- jquery@3.7.1
`-- vue@2.7.14