自然農の基本

耕さない。
コンパニオンプランツ。もしくは雑草と共に育てる。
草を根から抜かない。基本は刈るだけ。菌根圏が重要。
水を毎日やってはいけない。根が成長しない。
間引きをするときは発芽が遅いものを残す。
間引き:子葉は小さいものを残す。
間引き:種の殻がついている芽は間引き
間引き:子葉が水平かつ本葉が45°のものを残す。対象性があるもの。
間引き:色が濃い芽は間引く。何らかの理由で根が成長できず葉に栄養がいっている
一年目の畝ではまともに野菜が育つことはない。まずは雑草を生やすこと。

自然農のジャガイモ

この情報は検証不十分につき注意

2023-5-5のメモ

2月初旬:ジャガイモのタネイモ植付【推奨】1月は非推奨。
沖縄の種イモの植付は20℃を下回る日もでてくる12月から始まり2月初旬までが限界と思われる。
生育期間には90日間から120日間という情報あり。
収穫の限界は5月の梅雨の始まる前までだろう。

種イモの保管期間に問題がある。
3月中旬ごろに収穫した種イモがいつまで持つか確認する。
10月まで持たしたいが、半年の保存が必要だ。その半年の3か月間は休眠期間だ。問題は残り3か月。
6月中には種イモから芽が出始めるはずだ。
種イモから発芽が激しいなら真夏に植付することも視野に入れねばならない。深く植えるという手も残されている。
6月に種芋を植え、10~11月に収穫、少し休眠させて、1月に植付。さすがに無謀か。

2022-5-27のメモ


沖縄である場合、10月にタネイモを植え、1~3月に収穫。(90~150日間)
10cm~15cmくらいの深さで植える。
植付間隔は20cm~30cmくらいがだろうだろうか。

収穫は葉が枯れ切る前、且つ長雨の前に収穫するようにする。芋が腐るから。

少なくとも4月にタネイモを定植してはならない。8個ほど植えたが発芽を確認できなかった。
8月と変わらない暑さだが、9月くらいにタネイモを定植するどうなるだろう。10月にも定植してみたい。
8~9月に植えて、10~11月に収穫する夏植えというものがある。沖縄で可能だろうか。

生育期間中の平均気温が15~20℃。
雨量は少な目がよい。

ジャガイモはナス科植物である。トマト、ピーマン、ナスは同じナス科なので連作に注意する。

タネイモの休眠期間は2,3か月間。
未確認だがタネイモが発芽する問題がある。
夏場をなんとかやりすごし11月に植える。
適正なタネイモ保管温度は25℃以下。

植付から発芽するまでの期間は長め。10~30日くらい。
地上部が30cmくらいになった土寄せする。
茎の丈が10cmになったら太くて丈夫な茎を2~4本だけ残し、残りは芽かきする。 芽かきしないと芋の数は多いが小さいという問題が起こる。



自然農のショウガ

この情報は検証不十分につき注意

種ショウガを直接、畑に埋めたが一つも芽が出てこない。2回ほど試したが同様な失敗をした。
芽出しは重要だとうことだ。

基本知識

3月~4月ごろ植え、8月に葉しょうが、10月頃に根ショウガが収穫できる。
種ショウガは一かけら50gを目安。
土寄せを夏までに計3回行います。(慣行農法ではこの時、追肥も行う)
1回めは草丈15cmくらい、2回目は草丈30cmくらい、3回目はさらに1か月後に。表面が隠れるように、土を被せます。
芽出ししておかないと畑に植えても発芽しない。


自然農のナス

この情報は検証不十分につき注意

2023-5-5のメモ

2月23日にナスのタネをまくと3月7日に発芽。しかし肥料が不十分であったためか5月になっても苗が大きくならない。(5cm未満)。
しょく布やビニールを布団のようにかぶせると寒い時期でも発芽しやすくなるようだ。

2022-5-27のメモ

4月、草に埋もれた株に大きな2本の実を収穫したことがある。

肥料を多く必要とする作物である。

ナスの株は根きりと剪定で若返る。
剪定した枝を水につけておくと根がでることがある。

弱々しい若いナスの株は土寄せで回復できる。

秋に若い株を定植すると、すべて虫に食べられるので注意。どうしても定植したい場合は蓋をしていない半分に切ったペットボトルをかぶせる。
4月は大量のテントウムシダマシが発生してボロボロにされる。3月、4月の定植も避けたほうがよい。

暑くなるとナスは疲れるようになる。7~8月に更新剪定を行うとよいとされる。沖縄であれば梅雨明け時期が妥当だろうか?
更新剪定は半分近くバッサリ切る。また、中心から30cmの部分にスコップを垂直に突き立てて根切りをする。
その後、液体肥料や化成肥料を与えるとのことだが、自然農ではそれらの肥料を使うわけにはいかない。大量の刈り草をおいて放置するのがよかろう。

よく起こる問題

実が大きくならない。
株全体が大きくならない。

研究メモ

場所は沖縄。
実は大きくならない主な原因は収穫時期がずれていることにあるかもしれない。
収穫時期から乖離して実を付け始めたら切り取るべきだろう。
沖縄なら4月中旬~6月中旬(梅雨明け)あたりが収穫期だろうか?

雑草の埋もれてナスの実をつけているのが理想だ。 梅雨明けしたら更新剪定をしよう。

検証の予定

12月~3月
花や小さな実をつけても切り取る。
土寄せを行い、大量の刈り草でナス株を囲む。
生えてくる雑草は刈らずに放置する。

4月~6月中旬
収穫期に入るが、4月はテントウムシダマシの大発生時期でもある。
生えてくる雑草は刈らずに放置する。雑草の中に生えてきたナスを収穫する。
雑草によりテントウムシダマシの被害を軽減させる。

6月中旬~7月
本格的な暑さを迎えたら、ナスは疲れ始めるため更新剪定をする。
7月はあまり雨が降らない。乾燥を防ぐためナスの周りに厚めに刈草を敷く(10cm以上)。
土寄せも行う。
草刈りは一度だけにし、あとは伸び放題させる。

8月~11月
秋の収穫を期待できる時期。
草刈りをしない。
ナスの株を雑草に埋もれ指す。
大型昆虫に食害されるため、苗の定植は避ける。

その他

地上部30cmは細菌類が多いと言われているため、風通しよくするようにとのこと。
接ぎ木ナス:台木から葉が出てくることがある。ナス全体がある程度大きくなってから切り取るようにする
自然農の定植は若い苗が良いとのこと。大きくなるとポット内の根が巻き枯れ生じるため活着が遅れる。
ポット内の根が巻いてる場合、古い根を取る。活着が良くなる。
ナスはインド原産。川沿いに生える木とのこと。そのため水分は重要と言われる。
自然農:また新しい畑なら肥料による補いをする。

ナスのコンパニオンプランツ

落花生:ナスとナスの間に植えるように。
窒素補給が目的。近く植えすぎないように。

ナスの両脇にニラを植えるとの良いとこのこと。病気予防になる。
ツルなしインゲンも良い。

コンパニオンプランツで密植させるようなイメージ。
経験上、イネ科の雑草とナスは相性が良い。コーンもいいかもしれない。


自然農のキュウリ

キュウリの剪定について

節を単位に剪定をする箇所を決める。 キュウリは親ツルが11節くらいで剪定を開始する。 子ツルまたは孫ツルの剪定方法。 一つの節に葉が2枚、花1つが基本。1~3節より先の部分は剪定する。 親ツルは25節くらいで剪定する。人の目の高さくらいにする。

キュウリの株を長持ちさせるには?

おばけキュウリにならないよう、積極的に収穫する。 キュウリの親ツルが疲れたら先端部を切る。 メモ
キュウリが曲がる原因。太くて曲がるなら肥料不足、細くて曲がるなら水分不足。
キュウリをおばけキュウリにしてしまうと株は弱る。収穫忘れには注意。
キュウリ:1週間くらい畑へ行かないなら雌花を切り取ったほうがよい。
キュウリはツル性の豆と一緒に育てるとよい。コンパニオンプランツ。
キュウリは三脚方式で組むことができる。
キュウリが終わったら白菜やキャベツなどの結球植物を植えると良い。
キュウリ:窒素は葉や茎を育てる。ウリハムシに対抗するためには窒素。
ツル性マメ:葉が黄色くなったら親ツルの先端を切る。実も全部とる。取りそこなったおばけ豆は積極的に取る。
キュウリ:曲がった実は即、収穫した方がいい。

サツマイモ

基本

沖縄では5月頃の定植がベストだと言われる。通常は4月~9月頃に定植が行われる。年中植えても良い。 生育期間は3~4カ月間。

世話

6月頃、芋から生えたツルを切り取って植える土壌へ定植。定植間隔は50cm~60cm。植えた直後は初回だけでもいいので水やり。 2週間もあれば土壌に活着する。 サツマイモは乾燥に強いので基本的に水やりは不要。 一か月後にはまわりの草を刈り、ツル返しをする。 ツル返しは葉が裏を向くように返すこと。 ツルからの新しい根を土壌に活着させないことが主な目的。 数日でツルは元の向きに戻る。 2か月後、再びツル返しを行う。 ツルが新しい根の部分を土から引きはがす。 ツルばかりが大きくなるツルぼけを防ぐため。ツルぼけになるとイモに養分がいかない。 草も少し刈る。 3か月後、再びツル返しを行う。草刈りは不要と思われる。 試し掘りを行う。 既に収穫もできる株も出てくる。この時期から少しづつ収穫を始めても良いかもしれない。 4か月後、収穫開始。

ツル返しについて

ツルから新しく出てくるツルを不定根という。 ツル返しの際、ツルを少し収穫して食べられる。 ツル返しをしない農家もいる。ツル返しが不要な品種(ベニハルカなど)であることもある。 ツル返しが必要な品種かどうかは不定根を見ればよい。不定根が少なく小さいならツル返しは不要。 不定根が5本以上も出てくるような状況ならツル返しは必要。 ツル返しの工夫。きれいに並べて定植してあればツルの根本を探さず効率よくツル返しができる。 ツル返しは他のツルの上に重ねて置いても良いが、あまりにも密集しているなら返したツルを他のツルの間に埋め込むに配置する。 ツル返しで傷がついてしまうと傷の修復にエネルギーを使ってしまうため芋が大きくならないことがある。 ツルの葉を折ったり傷つかないようにする。 成長が悪いならツル返しをしないほうが良い。 ツル先を切る方法もあるが、ツルを返したほうがいい。 あきらかにツルボケが起きていると判断できる場合は、ツル先を切る。

その他

肥料をあげすぎてはいけない。 サツマイモの芋は低温に弱く、乾燥しすぎるのは良くない。 芋は紙でくるんだり、段ボールに入れて保存すること。 少し寝かしたほうがおいしい。

ゴボウ

種まきは季節が25度くらいなったら。 本葉が1,2枚の時に間引きをする。 本葉が3~4枚の頃に間隔が10cmくらいになるように間引きする。 種まきから100~150日で収穫(3~5か月間) 栽培期間は長めである。 8月頃種まき。 ゴボウはキク科ゴボウ属 春まきと種まきがある。春まきは3~4月頃種まき、夏まきは8月下旬~10月頃。 タネは好光性

バジル

夏に切り戻しを兼ねた収穫をする。半分ぐらい茎ごとカットする。(ピンチ) 20cmくらい成長したらピンチを始めても良い。 花を咲かせないように剪定しつつ、収穫するのがコツ。 ピンチをすると2つの枝がでる。 暑さに強く寒さに弱い。気温が10℃を下回ると枯れてくる。しかし40℃を超えでも成長する。 発芽の適温は20℃以上。光好性。 ・ピンチした枝を挿し木で増やすことも可能。 ・挿し木は3時間ほど水に切り口をつけてからポッドに挿し木する。 ・水耕栽培もできる。 ・バジルはトウ立ちが速いので注意。摘蕾すること。

シソ

発芽温度、生育温度の適温は20-30℃ 15℃下回ると弱る。 摘心を積極的に行うこと。 摘心を行わないとすぐに花を咲かせるために栄養を使うようになってしまい株は大きくならない。 肥料(窒素分)を入れすぎてはいけない。 えぐみも強くなるし、花が咲きやすく葉もシワが多く丸まりが起きてしまう。 基本はバジルと同じように収穫。 ・挿し木で増やすようにする。挿し木は7月くらいまでが限度とも言われる。 ・ナス科のコンパニオンプランツに適する。忌避効果。

タマネギ

2023-5-5

タマネギは直径2mm程度の細い苗なら5cm間隔で定植する密植植えがある。ただ、日当たりと風通しには注意。
雑草には弱いので時々、草整理をすること。
タマネギのネギ坊主が切るようにする。
12月末に定植すれば遅くとも4月下旬には収穫できる。

2022-9-7

15℃~20℃が適温とのこと。 25℃以上になると生育が抑制される。 発芽温度は20℃くらいが適温とのこと。 育苗期間は2か月間。 定植後も半年近くかかる。 球根を植える方法が楽かもしれない。 日当たりが良い方に越したことがない。半日陰だと大きく育たないとのこと。 コンパニオンプランツはナス、ホウレンソウ、ニンジンと相性の良い作物が多い。 当然ながらニンニクなど同系統の野菜は相性が悪いと思われる。

沖縄

沖縄では11月に球根または苗を定植しなければならないと思われる。 4月下旬頃、収穫に成功したことがある。 9月に種をまけば4月下旬ごろ収穫できるかもしれないが無理がある。 11月に種をまき、適当な時期に小さな球根を収穫、そして来年の11月に球根を定植するというパターンが良いのかもしれない。

トマト

2023-5-5のメモ

4月初旬、ミニトマトの2回目収穫を行った。 ミニトマトは5月なると収穫が厳しくなってくる。
5月はテントウムシダマシに注意。
4月下旬に植えたたタネはよく発芽するが7,8月の暑さに耐えられるか心配。テントウムシダマシにも気を配らなくてはならない。

2022-9-7

生育温度は25℃~30℃。 夜は気温10~15℃。果実の発育時には昼夜で10℃程度の温度差が必要。 5℃~40℃が限界の範囲と言われる。 育苗期間は60日間くらい。 定植からの生育期間も60日間くらい ミニトマトの実は開花から50日ほどで収穫 コンパニオンプランツ トマトとバジルは基本セット。 ニラ、ネギ、ショウガ、マリーゴールド、落花生などとの相性が良い。 トマトは斜めに定植すると良い。上向きになれば活着に成功している。 垂直栽培 主茎を1本だけで残す垂直栽培が基本。大玉トマトはこちらが良い。 一本立て、二本立てといった育て方をすると良い実がよく取れる。 とはいえ実際は4本~12本で育てる。 ただしそれらの枝は同時に育てるのでなく時間差で育てるようにする。 実を収穫した枝は半分にカット。そして次の枝に実るトマトを待つという感じである。 ソバージュ栽培 芽かきせず一本の棒に複数の枝にしばりつけるという方法がある。ソバージュ栽培という。 下の方だけ脇芽を切る。あとは脇芽も一緒に伸ばす。これをナスやサツマイモでやる人もいる。 ホルモンだとか出るらしい。 ミニトマトが向いている。 ゴーヤのように天井式で育てる方法は上手くいくか不明。 ソバージュ栽培の利点もあるかも。 紐による吊り下げ誘引仕立てというのもある。 トマトを地ばいで育てる方法もある。 脇芽取りをする理由 ・風通しをよくする。光と通す。病気が減る。 ・葉や茎の成長を制限し、実に栄養を与える。 10cmくらいの脇芽なら挿し木にできる。 脇芽を一週間水につけると根が出てくる。それを定植。 一日だけ脇芽を水につけて、しおれていなければダイレクトに土に挿す方法がある。 時期をずらして収穫できる利点がある。 害虫 テントウムシダマシの大量発生でわずか2日程度で壊滅まで持っていかれるので注意。 ・地についた葉はカット

ニンニク

ニンニクは9か月間かかる。 ヒガンバナ科。 花を咲かせてはいけない。 ニンニクはどうしても花が咲いてしまうので剪定する。 切り取った花の部分はニンニク芽として流通している。 葉ニンニクとして葉を取ると、ニンニク本体は育たない。 寒地向けのニンニクと暖地向けのニンニクがある。 沖縄は島ニンニクがある。小さ目で香りが強い。 小さい分、生育期間は通常のニンニクより2か月少なくすむ。 球根を植え7カ月程度で収穫ができる。8~10月頃球根を植え、3~5月ごろ収穫。 ニンニクは連作障害に弱いが他の作物との相性が良い。土壌殺菌効果がある。 ニンニクの後はキュウリを植えるとよいとのこと。 ニンニクとイチゴは相性が良い。イチゴの実が大きくなるという。 追肥を2回必要とする。 自然農なら土寄せが必要かもしれない。 根っこを育てる野菜なのでカリウム重視の肥料が良い。