Zen Codingの覚書 | Emmet

公式サイト Emmet

目次

  1. Zen Codingの概要
  2. EclipseにEmmet(Zen Coding)をインストールする手順
  3. 基本的な使い方
  4. 選択文字にマークアップを付け加える
  5. 関連付けるファイルの種類(拡張子)を追加

Zen Codingの概要

Zen Codingはhtmlのマークアップを入力支援するツールである。
短いコード書きTabキーを押すだけでhtmlコードを書きだせる。
Eclipseのプラグインとして使う。
なお現在は、「Emmet」という名称のようである。

使い方



htmlファイルだけでなく、xml、phpなどにも対応している。
また、Zen CodingはEclipseだけでなく、Visual Studio,EmEditor,サクラエディタなどいくつかのソフトウェアにも対応している。

参考リンク

GitHub
Google Code | Archive | zen-coding
HTMLを高速コーディング! Zen CodingをEclipseで使ってみる

EclipseにEmmet(Zen Coding)をインストールする手順

  1. Eclipseを起動
  2. Help → Install new softwar」と操作し、Install画面を開く。
  3. Work Width に「http://emmet.io/eclipse/updates/」を入力してEnterキーを押す。
  4. Emmetにチェックを入れ、Nextボタンを押す。
    EclipseにEmmet(Zen Coding)をインストールする手順
  5. 規約の同意を選択して、Nextボタンを押す。
  6. あとは道なり。途中でアラート等がでるがNextボタンやYesボタンで進める。
  7. 自動でEclipseが再起動されれば、Eclipseにインストール完了。

公式のインストール手順

基本的な使い方

短縮コードを書いたあとTabキーを押すことにより、htmlコードが作成されます。
短縮コードの書き方にはいくつかの法則がありますので、以下に記載します。

短縮コード:
ul
	<ul></ul>
	


短縮コード:
li>a

「>」で子要素を作成する。
	<li><a href=""></a></li>
	


短縮コード:
div#neko

「#」でid属性を付ける。
	<div id="neko"></div>
	


短縮コード:
div.dog

「.」でclass属性を付ける。
	<div class="dog"></div>
	


短縮コード:
strong+span

「+」で兄弟要素を追加する。
	<strong></strong><span></span>
	


短縮コード:
li*4

「*」で要素を複数作る。
	<li></li>
	<li></li>
	<li></li>
	<li></li>
	


短縮コード:
table>(thead>tr>th*4)+(tbody>tr*3>td*4)

テーブルを作成する
	<table>
		<thead>
			<tr>
				<th></th>
				<th></th>
				<th></th>
				<th></th>
			</tr>
		</thead>
		<tbody>
			<tr>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
			</tr>
			<tr>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
			</tr>
			<tr>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
				<td></td>
			</tr>
		</tbody>
	</table>
	


選択文字にマークアップを付け加える

選択文字にマークアップを付け加えることができます。

手順

  1. 文字を選択します。
  2. メニューから「Emmet → Wrap With Abbreviation」を選択します。
  3. マークアップを入力してOKを押します。短縮コードを入力することもできます。
    例では短縮コード「「div.xxx」を入力。
  4. 以上で、選択文字にマークアップが付加されます。

ショートカットを使う

本来なら文字選択してショートカットキー「Ctrl + Shift + A」で、すぐにマークアップ入力が呼び出せます。
しかし、Eclipseのデフォルト設定では「Ctrl + Shift + A」は別機能に割り当てられていて使えません。
ですので、ショートカットキーの割り当て画面で設定する必要があります。

ショートカットキーの割り当て画面は「Window → Preferences → General → Keys」で呼び出せます。
「Ctrl + Shift + A」は Wrap With Abbreviation だけに割り当てるよう設定します。 (重複分はショートカットキーを消すか、別のキーに割り当てる)

関連付けるファイルの種類(拡張子)を追加

Emmetの機能はすべてのファイル(拡張子)で利用できるわけでない。
だが、設定で拡張子を追加し、Emmetに対応させることができる。

ctpファイルをEmmetに対応させる手順