cURLの覚書

公式サイト

cUrlの概要

cURLはカールと呼び、さまざまなプロトコルでデータ送受信ができるフリーウェアである。
libcurlとcURLに分けられている。
cURLはコマンドラインツールで、libcurlはライブラリという関係らしい。
cURLがlibcurlの機能を利用しているとのこと。

cUrlはFILE,FTP,HTTP,HTTPS,IMAP,POP3,SMTPSなど多くのプロトコルをサポートしている。
なお正確にはプロトコルでなくスキームをサポートとことである。

基本的な使い方(HTTPリクエスト)

cURLの基本的な利用方法はcurlのあとにURLを記述する方式である。
curl www.example.com
コマンドを実行すると、www.example.comのソースコードを表示したり別ファイルで書き出せたりする。
POSTデータを送信することも可能である。

cURLに対応しているプログラム言語

cURLはさまざまな40以上のプログラミング言語に対応している。
パッケージをインストールすれば、Linuxのコマンドや、Windowsのコマンドプロンプトとして利用できる。
PHPからももちろん利用可能である。
Javascriptからはajaxを通して利用できる。

Windows

Windowsアップデートの1803からcurlコマンドがコマンドプロンプトなどのターミナルで使えるようになったとのこと。

プロトコルとスキームの違い

プロトコル名とスキーム名は同じであることがあるので混同しやすいが別物である。
スキームはURLを構成する文字列である。
URLの接頭辞でhttp,file,mailto,https,javascript,blob,data,ftpなどがある。
スキームはURLスキーム、URIスキームとも呼ばれることもある。

プロトコルは文字列でなく通信手順、規約である。