箴言12章から学べる教訓と該当する聖句
✅ 知恵と性格に関する教訓
- 訓戒を受け入れる人は賢い
「指導を愛する人は知識を愛しており,戒めを憎む人は分別がない。」(1節)
- 善良な人は神の好意を得る
「善い人はエホバの好意を受け,悪巧みをする人は神に断罪される。」(2節)
- 悪に頼る人は安定せず、正しい人は揺るがない
「邪悪さによって安定する人はいないが,正しい人の根は引き抜かれることがない。」(3節)
- 有能な妻は夫を高め、悪い妻は夫を痛める
「有能な妻は夫の冠であり,恥ずべき行動をする妻は夫の骨を腐らせる。」(4節)
- 正しい人は公正な考えを持ち、悪人は欺く
「正しい人の考えは公正であり,悪人の導きは欺きである。」(5節)
- 悪人は人の命を狙い、正直な人は救う
「悪人の言葉は命を奪おうと待ち伏せし,正直な人の言うことは命を救う。」(6節)
- 悪人は滅び、正しい人の家は続く
「悪人は倒されて,いなくなり,正しい人の家は存続する。」(7節)
- 思慮深い人は称賛される
「思慮深い口のゆえに人は称賛され,心の曲がっている人は侮辱される。」(8節)
- 地味でも実がある方がよい
「人に軽く見られても召し使いがいる方が,見えを張って食べ物がないよりもよい。」(9節)
- 正しい人は動物に優しい
「正しい人は家畜を大切にする。悪人たちの憐れみは残酷でしかない。」(10節)
💼 働き方と生活習慣に関する教訓
- 土地を耕す人には食糧がある
「自分の土地を耕す人は食物が十分にあり,無価値なものを追い求める人は分別がない。」(11節)
- 正しい人は実りある生き方をする
「正しい人たちは根を張って実を結ぶ木のようである。」(12節後半)
- 悪人は自分の言葉に縛られるが、正しい人は救われる
「悪い人は言葉の過ちによってわなに掛かり,正しい人は苦難から逃れる。」(13節)
- 良い言葉と行いには報いがある
「人は,発する言葉によって良いもので満たされ,行う事柄によって報いを与えられる。」(14節)
- 賢者は助言を聞く
「愚かな人は自分の道は正しいと思うが,賢い人は助言を受け入れる。」(15節)
- 侮辱を見過ごす人は聡明
「愚かな人はすぐにいら立ちをあらわにし,聡明な人は侮辱を見過ごす。」(16節)
- 真実の証言をする人は信頼できる
「忠実に証言する人は真実を告げ,不誠実な証人は偽りを話す。」(17節)
🗣️ 言葉に関する教訓
- 賢い言葉は人を癒す
「心ない発言は剣のように突き刺し,賢い人たちの舌は人を癒やす。」(18節)
- 真実は永続し、嘘は一瞬で終わる
「真実を語る唇は永続し,うそをつく舌は一瞬でなくなる。」(19節)
- 平和を促す人には喜びがある
「争いを仕組む人たちの心には欺きがあり,平和を促進する人たちには喜びがある。」(20節)
- 正しい人は災いを避けられる
「正しい人に災いが降り掛かることはなく,悪人たちには数々の災難が生じる。」(21節)
- うそは神に忌まわしく、誠実さは喜ばれる
「うそをつく唇はエホバにとって忌まわしく,忠実に行動する人は神にとって喜びである。」(22節)
- 賢い人は沈黙を守る
「聡明な人は知っている事を語らず,愚かな人の心は愚かなことを口走る。」(23節)
- 良い言葉は心を明るくする
「心配事があると心が沈み,良い言葉によって心が晴れる。」(25節)
📈 勤勉さ・怠惰・選択に関する教訓
- 勤勉な人は支配し、怠惰な人は従属する
「勤勉な人は支配し,怠惰な人は強制労働に服する。」(24節)
- 正しい人は自分の行動をよく選ぶ
「正しい人は自分の牧草地をよく選び,悪人たちは自分の道を行ってさまよう。」(26節)
- 勤勉さは貴重な宝
「怠け者は獲物を追わない。勤勉さは人の貴重な宝である。」(27節)
- 正しい道は命に至る
「正しい道は命に至り,その道筋に死はない。」(28節)