「片づけ」と聞くと、多くの人は 減らすこと、捨てること、隠すことを思い浮かべるかもしれません。
しかし、必ずしもそれだけが正解ではありません。 物が多い人には、物が多い人なりの片づけ方があります。
私はマキシマリストです。 物を減らすよりも、「どう配置するか」「どう見せるか」を考えるほうが、ずっと楽しいと感じます。
そこで思いついたのが、部屋を収納空間ではなく、売り場として扱うという発想でした。
今回の片づけの軸は、とてもシンプルです。
ただし、無秩序に置くのではなく、意図をもって並べることが重要です。
お店の売り場を思い浮かべてください。 商品は多く並んでいますが、「散らかっている」とは感じません。
そこには分類、高さ、余白、視線の流れといった、見えないルールがあります。 それを部屋に持ち込むだけで、グッズは意味のある展示物に変わります。
このレイアウトでは、偶然置かれている物は一つもありません。
一見すると情報量は多いですが、実はとても合理的です。
このレイアウトをしてから、部屋そのものが刺激的な場所になりました。
「あ、これ持ってたな」 「こんな使い方もできそうだ」 「この道具、意外と優秀だった」
お店に行ったときのような小さな発見が、日常的に起こります。
このやり方はミニマリズムとは真逆に見えるかもしれません。
しかし「好きな物に囲まれて、気持ちよく生きる」という点では、 目指すゴールは同じだと思っています。
私の部屋は、もはや「片づいた部屋」ではありません。
それは、展示された道具たちが並ぶ小さな個人商店です。
減らさなくてもいい。 隠さなくてもいい。
大切なのは、自分が心地よいかどうか。