エホバから見て正しい人は、平和を愛し、暴力を憎みます。いま世界には暴力があふれ、その現実はニュースや娯楽からも読み取れます。 では、その暴力の根源はどこにあるのでしょうか。
現在の世界は暴力で満ちています。戦争や犯罪の報道だけでなく、娯楽の中にも攻撃性を楽しむ要素が目立ちます。 私たちはこの現実を前に、「暴力の大元はどこか」を考える必要があります。
イエスはサタンを「人殺し」と呼びました(ヨハネ 8:44)。サタンの偽りによって人と神の関係は断絶し、人類は大きく変わってしまいました。
ヨハネ 8:44 …サタンはその始まりから人殺しであり、偽りの根源である。
(要旨)神から離れた人間は、サタンや邪悪な天使たちの精神にならうようになり、平和や自制、愛よりも 自己中心・嫉妬・支配欲へと傾きました。その流れの中で、人々は次第に暴力的になっていきました。
ますます暴力があふれる今の世の中で、私たちは自分の心を見つめ、 「本当に暴力を憎んでいるか」を考えます。正しい人は平和を愛し、暴力を退ける―― その姿勢を保つうえで、何を選び、何を遠ざけるべきかを見直していきましょう。