yarnのついて

npmと同様なnode.jsのパッケージマネージャの一つ。 2016年にFaceBookが公開した。 npmのpackage.jsonをそのまま利用できる。 npmとの大きな違いはバージョン固定できるyarn.lockファイルが使えること。 あとインストール速度もnpmよりも速いそうである。

yarnはnpmでインストールできる。
npm install -g yarn


コマンドについて

※ 細かい使い方は現時点ではよくわかっていないため、とりあえず概要のみ。(2020年12月)
コマンド説明
npm install -g yarn yarnをインストール
yarn init package.jsonを作成
yarn info パッケージ パッケージ情報を取得する。
yarn info vue
yarn info jquery
yarn package.jsonに書かれたパッケージをインストール実行する。
「npm install」に該当するコマンド。
yarn --version バージョン表示
yarn add パッケージ名 package.jsonにパッケージ名を書き加える。
yarn remove パッケージをアンインストール
yarn global add パッケージ名 パッケージのグローバルインストール。 (package.jsonにパッケージ名を書き加える?)
yarn build webpack.configをビルドする。つまり複数のjsファイルを一つのjsファイルにまとめあげる。gulpにも似たような処理がある。 この技術はモジュールバンドラーと呼ばれているようだ。

yarn.lockについて

yarn.lockは各ライブラリのバージョンを固定する役割がある。
つまりチーム全員が全く同じ依存関係のライブラリをインストールすることができる。
yarn installコマンドを実行すると、package.jsonからバージョン依存関係が取得され、より詳細な依存関係をyarn.lockファイルに出力する。
yarn.lock はGitなどソース管理ツールで管理するのが望ましい。
yarn.lockファイルは自動生成されるため手動で編集するべきではない。yarn addコマンドなどで上書きされる。